Googleビジネスプロフィールではビジネスの内容をよりユーザーに伝えられるために、「商品」「メニュー」「サービス」を登録することが可能です。
業種によって利用できるものは異なりますが、それぞれの違いはなんでしょうか?
当記事では、Googleビジネスプロフィールにおける「商品」「メニュー」「サービス」の違いと、それぞれの特徴についてご説明します。
商品、メニュー、サービスそれぞれの特徴
「商品」の特徴
どの業種でも登録可能か?
商品は、ほとんどの業種で利用が可能です。
商品の登録は手間かもしれませんが、登録することを強く推奨します。
追加可能な情報
追加ができる内容は下記の通りとなります。
- 写真のアップロード
- 商品のタイトル(58文字)
- 商品カテゴリの追加/選択
- 商品の価格帯、固定価格を設定
- 商品の説明(1,000文字)
- アクションボタンの追加
(オンライン注文、購入、詳細、特典を利用)
登録することの意味
その名の通り、ビジネスで扱う商品、またはサービスを掲載することができ、ユーザーが来店する際に抱く下記の疑問に応えることができます。
- 「ここではどんなサービスが受けられるのだろう?」
- 「どのような商品が売られているのだろう?」
- 「商品・サービスはそれぞれいくらだろう?」
期待できる効果
残念ながら厳密な数値の確認をすることはできません。
そのため、商品を閲覧したユーザーが何人いて、そのうち何人が実際に来店・予約・問い合わせ・Webサイト閲覧につながっているのかを知ることはできません。
ただ、Google検索をして表示された場合には、写真や口コミよりも上部に、それも写真付きで表示されることや、一度クリックすれば来店・予約・問い合わせ・Webサイト閲覧等のアクションに直で進むことができることを鑑みると、それなりの意味はあるように思われます。
実際に筆者はよくGoogleビジネスプロフィールを利用して利用するお店やホテルを決める前に「下見」しますが、必ず商品は確認しています。
「商品」は、ビジネスをより詳細にユーザーに伝えるための有用な手段
「メニュー」の特徴
どの業種でも登録可能か?
基本的には、飲食業の場合に利用が可能です。
※ 全業種を確認しているわけではありません。
メニューが追加できる場合には、メニュー機能の特性上「視覚による効果が大きい」とGoogleに判断されている可能性があります。
そのため、登録が可能な場合には、登録することを強く推奨します。
追加可能な情報
追加ができる内容は下記の通りとなります。
- メニューセクション名(140文字)
※ ディナー、ランチ、など - アイテム名(140文字)
※ メニュー名を指します - アイテムの価格
- アイテムの説明(1,000文字)
登録することの意味
お店で提供する美味しい料理、ドリンクを「大きな写真」と「文章」で掲載することができます。
そうすることで、「どんな料理を提供しているのか?」という、ユーザーが来店を検討する際に抱く疑問に応えることができます。
期待できる効果
多くのユーザーはお店を探している間は、何が食べたいのか、飲みたいのか、自分でわかっていません。
そのため、さまざまなお店を見て、まさに検討をしているときにGoogleビジネスプロフィールの情報を目にします。
その際、メニュー機能をフル活用しており、綺麗な写真で料理やドリンクを登録されていれば、それらはユーザーの目に触れ、ユーザーの判断を決定づけることが期待できます。
「メニュー」は、視覚で訴え、行先を検討するユーザーの決断を促す
「サービス」の特徴
どの業種でも登録可能か?
基本的には、どの業種でも利用が可能です。
追加可能な情報
追加ができる内容は下記の通りとなります。
- 業種
- サービス(独自作成可能)
登録することの意味
Googleでは、あなたのビジネスがどのようなビジネスか、あなたが記載する内容によって判断します。
フリー文章からキーワードを探すよりも、「カテゴリ」のように選択肢の中から選択をする方がGoogleもキーワードを探しやすいことが推測できます。
業種やサービスを登録することでビジネスの詳細を形式的にGoogleに伝えることが可能となります。
期待できる効果
Google検索の際に、サービスに記載された内容がキーワードとして引っ掛かることが伺えます。
Google でお客様の提供するサービスが検索されると、そのサービスがプロフィールでハイライト表示される場合があります。また、モバイル デバイスでは、サービスの一覧が [サービス] に表示されます。
そのため、サービスを記載すること=MEOへのポジティブな影響が期待できます。
価格なども記載することができら、検索の際に使用可能なフィルタ機能などにおいても寄与することが考えられます。
しっかり記載することで、あなたのサービスをより鮮明にGoogleに伝えることができるわけです。
「サービス」は、Googleにビジネスの詳細を伝えるための手段
まとめ
「商品」「メニュー」「サービス」それぞれ、可能な範囲で登録をし、ユーザーとGoogleそれぞれにビジネスのことを具体的に伝えましょう!