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Googleビジネスプロフィールのカテゴリ設定

Googleビジネスプロフィールではご自身のビジネスに対し、選択可能なカテゴリを設定します このカテゴリ選択ですが、実はかなり重要です。

Googleビジネスプロフィールでは “地名” × “カテゴリ” という間接検索が可能です。

このカテゴリが実情と異なっていると、ユーザーへの表示数が変わるだけでなく、たとえあなたのリスティングを見たとしても期待と異なるために、ページから離脱する方も増えるかもしれません。

この記事を読んで、カテゴリ選択についてきちんと押さえておきましょう。

カテゴリ設定は重要!

カテゴリは、あなたのビジネスの事業内容を表します

そのため、Googleに対しても、顧客に対してもあなたのビジネスがどのようなビジネスなのか、をカテゴリ上で端的に示す役割を果たします。

カテゴリ以外にさまざまな要素によってローカル検索の順位は決められているため、カテゴリは表示順位改善の一要素にすぎません。

しかし、それらの要素をより具体的にビジネスにあった内容にしていくことで、ローカル検索の順位も上がると考えられます。

カテゴリは「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選択します。

提供・販売している商品やサービス、あるいは設備を示すのではなく、事業を総合的に示すことが重要です。

集客できるカテゴリの選択

メインカテゴリを一つと、追加カテゴリ8つの併せて9つまでカテゴリを選択することができます。しかし過剰な選択は禁物です。

また、カテゴリはGoogleが用意する選択肢から選ぶ必要があり、ご自身で独自のカテゴリを作成することはできません。

想定していたカテゴリがない場合には、よりビジネスを的確に表す近しいカテゴリを選択するようにします。

メインカテゴリの選択

登録時、最初の項目に入力されたカテゴリがメインカテゴリとなります。

メインカテゴリは「中心となる事業内容」を示すカテゴリを選択します。

例えば、書店の中にカフェがあるような店舗については、メインカテゴリは「書店」とすることが望ましいです。

ユーザーも訪れた際には、カフェというよりもコーヒーが飲める本屋と表現されるような場合となりますが、カテゴリも同じように設定するべきです。

反対に、ユーザーが本が読めるカフェと表現するような、カフェの中に書物がある場合には「コーヒーショップ」とすることが望ましいでしょう。

カテゴリの設定については業者によっても意見が割れるところであり、何が正しいのかわからないのが正直なところです。

しかし、「ユーザーに焦点を絞る」ことを理念の一つとするGoogleですから、この点もユーザー目線で考えるべきだと考えます。

追加カテゴリ(サブカテゴリ)

追加カテゴリとは、最初の項目に選んだカテゴリがメインカテゴリとなり、その次から選べるカテゴリを指します。

追加カテゴリは、特定の部門・サービスをユーザーに知らせるようなものとお考えください。

追加カテゴリを選ぶ際には、「なるべく具体的」で「少ないカテゴリ数」とすることが重要です。

顧客のレビューなどをイメージすると、基本的なレビューはメインカテゴリのことに偏るものと思いますが、同じように触れられるような内容をカテゴリに追加することが望ましです。

例えば、スーパー内に薬局コーナーがある場合には、「スーパー」がメインカテゴリになると思いますが、追加カテゴリは「薬局」になると考えます。

以下、Googleで公表しているカテゴリ記載例となりますので、ご参照ください。

例:
・「パパジョーンズ」は宅配ピザ店ですが、店内での飲食はできません。このようなお店のカテゴリは「宅配ピザ」、追加カテゴリは「持ち帰り用ピザ」となります(具体性に欠ける「宅配/出前」「テイクアウト」ではありません)。

・「米国海軍クレジット ユニオン」の場合は、「連邦クレジット ユニオン」を使用します(一般的な「銀行」にはしません)。

・「Super 8」はプール付きのモーテルです。このような場合のカテゴリは、「ホテル」よりも「モーテル」の方が適切です。また、「プール」はカテゴリに設定しないでください。

・「24 Hour フィットネス」であれば、カテゴリは「ヘルスクラブ」にします(設備である「スポーツジム」や「プール」ではありません)。

・「A1 キャッシング」であれば、「キャッシング サービス」にします(具体性に欠ける「銀行」ではありません)。

・「ウェンディーズ」はファースト フードのハンバーガー店ですが、デザート メニューもあります。
この場合のカテゴリは「ファースト フード」です(追加カテゴリに「ハンバーガー店」)。
「スイーツ店」ではありません。 事業体の中に別の組織が所有または運営する事業が含まれる場合は、ご自身の事業のカテゴリのみを使用します。

・「ツタヤ書店」内に「スターバックス」(カテゴリは「コーヒー ショップ」)があっても、カテゴリは「コーヒー ショップ」ではなく「書店」となります。

・「セブンイレブン」内に「セブン銀行 ATM」(カテゴリは「ATM」)があっても、カテゴリは「ATM」ではなく「コンビニエンスストア」となります。

・ハードロック ホテル内に「Nobu」(カテゴリは「レストラン」)があっても、カテゴリは「レストラン」ではなく「ホテル」となります。

次のような併設事業の場合は、それぞれ別にページを作成します。同じ場所で両方のカテゴリを設定するのではなく、ページを 2 つに分けてください。
また、2 つ目の事業には必ず別の名称を使用します(「部門」もご覧ください)。

・ホテル内のレストラン、カフェ、バー ・スーパーマーケット内の薬局 ・食材店 / スーパーに併設されたガソリンスタンド

引用元:Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

カテゴリの追加・編集方法

実際にカテゴリの追加方法、編集方法も説明します。 やり方としては、下記の手順です。

  1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を開きます。
  2. 複数のビジネスを有する場合には、該当のビジネスを選択します。
  3. メニューバーの「情報」を選択します。 ここでは、自社/お店のビジネス情報が確認できます。
  4. 企業名/お店の名前が記載されているあたりに、カテゴリの記載欄がありますので、そこの鉛筆マークをクリックすることで、編集可能になります。

カテゴリの追加・編集を行うにはオーナー権限が必要です。

カテゴリ固有の表示

カテゴリによっては、固有の機能を利用できるようになります。

Googleビジネスプロフィールの仕様Updateは目覚ましく、固有の表示は変更になる可能性はありますが、参考までに現時点での内容を記載します。

ホテル

ホテルでは、ホテルクラスの評価設備情報の一覧が表示されます。

ホテルクラスの評価では、1〜5 つ星による評価がなされます。

これは、Googleのサードパーティパートナー、直接検索、ホテル経営者からのフィードバック、ホテルの属性(料金、所在地、部屋のサイズ、設備など)等、さまざまな情報源から評価がなされます。

飲食店

飲食店の場合は、オンライン注文や予約受付、メニューの表示を行うことができます。

メニュー品目も追加することができ、朝食、ランチ、ディナーなど、全メニューを記載できます。

また、その他のメニューページへのリンクを表示することも可能です。

美容室等

予約ボタンを追加したり、飲食店と同じようにサービスのメニューを記載する頃ができます。

まとめ

あなたのビジネスをGoogleにもユーザーにも正しく伝えるためにも、ビジネスを表現するカテゴリを選ぶことが大切です。

同業者の登録内容も見つつ、ユーザー目線で適切なカテゴリを選択しましょう。