Googleビジネスプロフィールの登録には、大きく2つのステップを要します。
- 登録前の確認
- Googleアカウントの開設
- 自社/お店の登録状況の確認
- オーナー確認
- 自社/お店の登録
- ビジネスの所在確認
ここではGoogleビジネスプロフィールの登録方法について、初めての方でも簡単に行っていただけるようご説明します。
是非ご自身のビジネスを登録しましょう。
登録の前に確認するべき2つのこと
さっそくGoogleビジネスプロフィールに登録を・・・
とその前に、まずは「Googleアカウントの開設」と「ビジネス登録状況の確認」を済ませる必要があります。
Googleアカウントの開設
※既にGoogleアカウントをお持ちの方は、次項「ビジネス登録状況の確認」に進んでください。
Googleビジネスプロフィールに登録するには、Googleアカウントを取得している必要があります。
Googleアカウントを取得するのに、必ずしもGmailアカウントを必要とはしません。
ここでは、Gmailアカウントを利用した場合と、その他のメールアドレスを利用した場合との2パタンに分けてご説明します。
Gmailアカウントを作成して利用
1. Googleアカウントのログインページに移動します。
2. 「アカウントを作成」選択し、「自分用」を選択します。
3. 「姓」「名」「ユーザー名」「パスワード」を入力して次へをクリックします。
4. ユーザー名、パスワードを入力して確認します。
5. 「次へ」をクリックして先に進みます。
Gmail以外のメールアドレスを利用
1. Googleアカウントのログインページに移動します。
2. 「アカウントを作成」選択し、「自分用」を選択します。
3. 「代わりに現在のメールアドレスを使用」をクリックします。
4. 「現在のメールアドレス」を入力します。
5. 既存のメールに送信されたコードを使用してメールアドレスを確認します。
6. 「確認」をクリックして先に進みます。
ビジネス登録状況の確認
あなたのビジネスが既にGoogleビジネスプロフィールに登録されていることがあります。
これは、Googleによって登録されてしまっているか、あるいはローカルガイドと呼ばれるGoogleの仕組みによって、他のユーザーに登録されているか、となります。
あなたのビジネスが既にGoogleビジネスプロフィールに登録されているかの確認方法は下記です。
1. Googleマップを開く
2. 検索窓で「あなたのビジネスの名前」を入力して検索。
※ 検索地点が自社/お店出ない場合には「自社/お店の名前」＋「地名」で検索します
3. あなたのビジネスを示す赤いピンが表示される
4. 赤いピンがあなたのビジネス名称で、適切な地点を示しているかを確認
この時、あなたのビジネスを示す赤いピンが表示されない場合には、Googleビジネスプロフィールの登録はまだされていないと考えて良いでしょう。
しかし、赤いピンが既に表示されている場合には、既に登録がされています。
この場合、自分がオーナーであることを証明し、運用権限を得る必要がありますので、次項のオーナー確認を行います。
オーナー確認の方法
あなたのビジネス情報がまだ登録されていない場合もあれば、既に誰かがオーナー確認を済ませ、あなたのビジネスを管理している場合もあります。
後者の場合には、オーナー権限を取り戻すことが可能なため、安心してください。
まずは後者からご説明します。
既に何者かがオーナーの場合
オーナーが知り合い(社内の人)の場合
例えば、企業であれば社員が、お店であればアルバイトの子が登録をしてくれいた、ということもあり得ます。
その場合、その方にコンタクトをして、権限を付与してもらうようにしましょう。
Googleビジネスプロフィールの表示情報からでは、誰が登録したかはわかりません。
登録をしてくれた可能性のある方に登録有無を確認し、該当者がいなければ「オーナーが不明な場合」の手順に従って進めてください。
オーナーが不明の場合
オーナーが誰なのかわからない場合には、Googleにリクエストを送付して、権限をもらいます。
リクエストのやり方は、下記の通りです。
オーナー権限のリクエスト手順
1. Googleビジネスプロフィールの登録ページから「今すぐ開始」をクリックします。
2. 下記画面に遷移するので、自社/お店の名称を「ビジネスの名前を入力」に入力して、調べます。
ビジネスは見つかっても、既に他の何者かがオーナー権限を有するときには下記画面が表示されます。
ここで、「アクセスに関するリクエスト」をクリックします。
次に、下記画面が表示されるので、各項目を入力します。
1. 四角にチェックを入れます。
2. マネージャーかオーナー権限か、どちらかを選択します。
オーナー権限：Googleビジネスプロフィールのメインのオーナーとしてすべての権限を管理する場合
マネージャー権限：閲覧や情報管理をする場合
※ 知り合いでない人が既に権限を持つ場合、オーナー権限を申請してください
3. 適切なものを一つ選択します。
4. デフォルトで名前が入ります。
5. 担当者名に含まれるアカウントの電話番号を入力します。
6. 一番下の青いボタン「送信」をクリックします。
Googleアカウントに登録したメールアドレスに、Googleよりリクエスト完了メールが届くので、受信すればリクエストは完了です。
7日以内に現在のオーナーからアクションがない場合には、権限は無事あなたのものとなります。
ただし、「不承認」をされる場合もあります。
その場合にも、Googleからメールにて連絡が届き、その中に「申し立てる」ボタンがあるので、これをクリックして申し立てましょう。
まだ自社/お店の情報が登録されていない場合
まだあなたのビジネスが登録もされていない場合には「地図から登録」を行う方法と「Googleビジネスプロフィールから登録」する方法があります。
地図から登録(PCのみ)
1. 検索して自社/お店の登録がない場合、そのまま地図で自社/お店の正しい地点を探し、適切な地点でクリックします。（スマホの場合には長押し）
2. 指定した地点の表示が出てきますので、こちらを開きます。
3. 「自身のビジネスを追加」と表示されるので、クリックします。
4. ここから先は、後段「ビジネスの登録手順」でご説明します。
Googleビジネスプロフィールから登録
1. Googleビジネスプロフィールの登録ページから「今すぐ開始」をクリックします。
2. Googleビジネスプロフィールの管理画面に遷移するので、そこで左のメニューにある「ビジネス情報を管理」をクリックします。
3. 下記のような画面に遷移するので、「ビジネス情報を追加」と書かれた青いボックスから、「ビジネス情報を1件追加」をクリックします。
4. ここから先は、後段「ビジネスの登録手順」でご説明します。
ビジネスの登録手順
1. 下記画面に遷移したと思いますので、自社/お店の名称を「ビジネスの名前を入力」に入力します。
※うまく遷移しない場合にはこちらをクリックしてください。
2. 会社名/お店の名前を入力します。入力する名称は正式名称で、お持ちのホームページや実際に看板に記載されている名称と統一させて方が良いです。
3. ビジネスのカテゴリを入力の上で、プルダンから選択します。カテゴリは後から変更することができますので、一旦登録することが目的であればこの場では仮の追加で問題ありません。
4. 実際に店舗/オフィスが存在する場合には「はい」を選択します。無店舗型のビジネスの場合には「いいえ」を選択します。
5. 自社/お店の住所を入力します。
6. 実際にサービスを提供している地域を記載します。
7. 自社/お店で実際に利用されている電話番号とホームページのURLを入力します。ホームページをお持ちでない場合には、簡易的に作成することができます。その場合には、一番下「ご自身の情報に基づいて無料ウェブサイトを作成します」を選択します。
8. 最後に「ビジネスの確認」で登録は完了となります。
これ以降の進め方は、後段の「ビジネスの所在確認」をご参照ください。
ビジネスの所在確認
ハガキの郵送
自社/お店のビジネス情報を登録したら、そのままビジネスの所在確認として、実際に登録したビジネスが存在するか、Googleの確認が入ります。
1. 上記「ビジネスの確認」画面の後、「確認方法をお選びください」との画面に遷移します。
2. 「ハガキを郵送」による確認が基本となりますので、ここでは「連絡先の名前」を入力して、「郵送」をクリックします。
Googleビジネスプロフィールの管理画面上では、「確認待ち」と表示されるようになります。
画面にも表示されますが、2週間程度で指定の住所にハガキが届きます。
ハガキの郵送以外にも、電話、メール、Google Search Console（即時確認）による確認も選択できますが、これはビジネスによって選択の有無が変わってきます。
ハガキのやり方以外を希望する場合には、「Google 上のローカル ビジネスのオーナー確認を行う」をご参照ください。
確認コードの入力
ハガキが届いたら中身を開け、「確認コード」を確認してください。
そして、Googleビジネスプロフィールの管理画面を開いて、コードを入力します。
入力先は、上記で「確認待ち」と表示されていたホーム画面で、ハガキ郵送後は「確認コードの入力」との表示がなされているので、そちらをクリックしてコードを入力します。
これでビジネスの登録、および確認作業は全て完了となります。
まとめ
オーナー確認を済ませ、Googleが最も力を注いでいるツールの一つであるGoogleビジネスプロフィールを活用して、顧客を集客しましょう！
