Googleストリートビューとは、いまや誰もが聞いたことが言葉でしょう。
Googleマップの上の機能として活用されますが、周辺360°を見渡せ、バーチャル上で道を歩くことができます。
しかし、道だけでなく、建物の中も歩くことができることをご存知でしょうか?
建物の中も周辺360°を、バーチャル上で歩き、見渡すことができるのです。
そのため、Googleストリートビューは飲食店や美容室を中心に大きな集客ツールとして注目を集めています。
当記事では、Googleストリートビューのこと、そのメリットや魅力についてご説明します。
Googleストリートビューとは?
バーチャルリアリティの世界
Googleストリートビューはバーチャルリアリティ技術によって360°見渡せるパノラマ画像を撮影し、Googleマップに掲載できるサービスです。
まるでその場にいるかのように、自身の意思で操作をし、あたりを見渡すことができます。
ご存知ない方は、是非東京駅周辺を見渡してみてください。↓↓↓
Googleマップで世界旅行
Googleストリートビューでは、「まるでその場にいるかのように」バーチャル上でその場所を見渡すことができるため、「Google世界旅行」が流行りました。
日本にいながら、例えばエジプトのピラミッドを見ることができるのです。↓↓↓
コロナ禍では外出自粛の煽りもあり、Googleマップへのアクセスが増えたと言います。
このようにして、パソコンや、スマホで簡単に世界のどこでも※旅行に行くことができるのです。
※基本的にはGoogleがサポートしている国と地域に限ります。
建物の中もバーチャルに見学可能
Googleストリートビューによってバーチャル化されているのは、屋外ばかりではありません。
建物の中もサポートされているため、撮影さえすれば、あなたのビジネスもバーチャル上で見ることが可能になります。
例えば、イギリスにある大英博物館は、ほとんどのセクションをGoogleストリートビュー上から閲覧可能にしています。↓↓↓
大英博物館では、Googleストリートビューでの360°写真公開以降、入場者が増えたと言います。
家からバーチャル旅行を行い、バーチャル上で大英博物館を見学すると、それが故に多くの人々が「本物」の大英博物館を、実際にこの目で見てみたいと考え、バーチャル上で見ているにもかかわらず直接見に行きたいと思うのです。
Googleストリートビューのメリット
Googleストリートビューで建物内を撮影し、公に提供することには様々なメリットがあります。
主なメリットとしては、
- 家にいながら、仮想体験ができること
- ユーザー(お客様)に見つけられやすくなること
- 様々なツールに応用が可能であること
家にいながら、仮想体験ができる
上記のとおり、ユーザーはバーチャル上で「まるでそこにいるかのような体験」を得ることができます。
例えば飲食店であれば、直接お店まで下見をせずとも、スマホで簡単にお店を見に行くことができます。
まるでそのお店を訪れたかのような、仮想体験をすることができるのです。
これは、実店舗が必要なビジネスとしては大きなメリットです。
なぜなら、「来店のハードルが下がる」からです。
人は事前に見た風景、場所に対して安心感を持ちます。
そのため、Googleストリートビューで一度その場所を見ていると、実際に訪れることへのハードルは大きく下がるのです。
- ユーザーが自らの意思で操作をして店内を自由に見学できることも大きなポイント!
- 自分の意思で操作をすると、より濃く印象は残り、またよりポジティブな印象となります。
ユーザー(お客様)に見つけられやすくなる
Googleストリートビューに360°写真を掲載すると、Googleビジネスプロフィール上でトップ写真に載ります。(最も大き区表示されるメイン写真ではありません)
ご自身で検索してみるとわかりますが、Google検索やGoogleマップで表示されるビジネス情報に360°写真が掲載されていると、不思議と目がいき、時にクリックしてしまうものです。
試しに、「東京 レストラン」などのキーワードから調べてみて、お店を見てみてください。
Googleストリートビューに、店舗内の360°写真が載せられていることに気づくと、みてみようと考える方が多くいらっしゃいます。
- 「百聞は一見にしかず」です。
- 360°写真をみて貰うことで、静止画でも文章でも語れない魅力を、ユーザーに伝えることができます。
様々なツールに応用が可能
Googleストリートビューの写真は驚くほど簡単に、様々なツールで利用することが可能です。
ホームページをお持ちの方であれば、ストリートビューを表示した画面で、「…」をクリックすると以下のような画面になります。
そこで、「地図を埋め込む」からHTMLをコピーすることができます。
あとはHTMLをホームページの好きな位置に埋め込めば、ホームページに表示されます。
となりの「リンクを送信する」を押すと、共有リンクからシェアをすることができますが、ここでFacebookやTwitterでの共有も可能になります。
このようにして、一度撮影された360°の写真は、Googleマップだけでなく、様々な場所に掲載することができ、シェアしてユーザーに届けることも可能になります。
Googleストリートビューが適している業種
360°写真を撮影してユーザーにアピールすることは、多くの業種にポジティブな結果をもたらします。
例えば、下記に適していると考えられる業種を例として載せていますので、ご参照ください。
- 飲食店
- アパレルショップ
- 美容室
- エステサロン
- フィットネスジム
- 病院
- 歯科医院
- クリニック
- ショールーム
- 展示場スタジオ
- ホール
- 貸し会議室
- ホテル
- 旅館
- オフィス
- 美術館
- 博物館
- モデルハウス
- 寺院
- 神社
- 教会
..等
これらの業種で共通していることは、「提供サービスがその場所で行われていること」で、ユーザーが足を運ぶ必要があるビジネスでは、特に効果があります。
しかし、ユーザーが足を運ばずとも良いビジネスでも企業内を撮影して掲載する企業様も多くいます。
例えば、魅力的な社内を撮影して、ブランディングに利用したり、採用の一助としていることもありますので、筆者の個人的な意見としてはどのビジネスも360°写真をなるべく取り入れるべきと考えています。
まとめ
Googleストリートビューで360°写真を見ると、「まるでその場にいるかのような体験」ができ、操作も簡単で、自宅からスマホひとつでできます。
一度見たことがある場所には親近感や安心感が持たされ、直接この目で見てみたい、行ってみたいという意欲をユーザーに持たせ、来店数を上げることも期待できます。
Googleストリートビューを活用しない手はないため、是非活用してビジネスをユーザーにアピールしましょう。